99/9/10 シリコン型取り(1)

完成した原型をシリコンで両面型取りする為に、片面づつ粘土に埋めます。

今回は、安田さんの強いご希望である「透明のレジンで複製」する事も考慮し、

なるべく分割線が目立たないように、このように3面づつ段違いの構造を採用しました。

この方法だと、成功すれば大変綺麗に複製ができるのですが、たての接合面から

レジンがもれやすい構造となりますので、失敗してマトモに成形できない場合もあります。

少々リスキーな分割です。

まず、おおまかに配置し、原型と粘土の境目をなめらかにします。

斜に配置しているのは、レジンを流し込んだ時に気泡が溜まらない様にする為です。

綺麗に埋める事ができたら、今度は周りに土手を作ります。

土手が完成したら、最後にシリコン型をぴったりと合わせる為の窪みをつけ、

粘土埋めは完了です。

次にいよいよシリコンを流し込みます。

写真にはありませんが、予め粘土型に離型剤を塗布します。

これは、シリコンが硬化してもう片面を型取りする際に、

粘土を剥がしやすくするためです。

そして、シリコン(緑の缶)を計量し、

硬化剤(左の小瓶)を規定量添加します。

よく撹拌の後、粘土型に静かに流し込みます。

あとは硬化を待つ(12〜24時間)のみです。

良い型がとれるかどうかは、硬化するまでわかりません。

緊張の待ち時間です。